更年期・睡眠不足・冷え…“体調の波”と上手に付き合う|50代セラピストの無理しない働き方
50代になってから、「昨日まで平気だったのに、今日は急にだるい」「眠りが浅くて集中できない」「手足が冷えて思うように力が入らない」…そんな“体調の波”を感じる方は少なくありません。メンズエステの仕事は立ち姿勢や手技が多く、コンディションがそのまま施術の質や疲労に直結しやすいお仕事です。だからこそ大切なのは、気合いで乗り切ることではなく、波があっても続けられる“やり方”を作ること。
この記事では、50代のセラピストさんに向けて、シフトの組み方・休み方・食事と冷え対策を中心に、無理なく働くためのコツをまとめました。頑張りすぎず、でも自分らしく。長く続けるためのヒントになれば嬉しいです。
目次
「体調の波」はサボりじゃない。まずは自分を責めない
更年期の影響や睡眠の質の変化、冷えや自律神経の乱れなど、50代は体が“調整中”になりやすい時期です。以前と同じペースで働こうとして苦しくなるのは、あなたの努力不足ではありません。
大切なのは「波がある前提」で予定を組むこと。元気な時にシフトを詰め込みすぎず、ダルい日でもシフトを守れる余裕を残す。この発想に切り替えるだけで、心も体もラクになります。
▼体調の波が出やすいサイン(早めに気づく目安)
- 寝ても疲れが抜けない/朝からだるい
- 急に汗をかく、のぼせる、動悸が出る
- 肩や腰が張りやすく、手がこわばる
- イライラ、落ち込み、集中力の低下
- 手足の冷え、むくみ、胃腸の不調
サインが出た日は「いつも通り」を目指さず、整える方向に舵を切ってOKです。
シフトの組み方:体調に合わせて“ピークを減らす”発想へ
50代の働き方で効果が出やすいのは、「頑張れる日」に全力、「しんどい日」はゼロ…という極端さを減らすこと。無理の反動で数日寝込むより、“小さく安定”のほうが結果的に長く稼げます。
連勤より「1日おき」「短時間」のほうが回復が早い
体力が落ちたと感じる時期は、連勤が続くほど疲れが蓄積します。可能なら「1日出勤したら1日休む」「長時間より短時間を複数回」など、回復のリズムを作ってみてください。お店にとっても、安定して出勤してくれる人は貴重です。無理な連勤で急に休むより、最初から現実的なペースで組むほうが信頼につながります。
“重い施術日”と“軽い施術日”を分けて体を守る
同じ出勤でも、体への負担は日によって変えられます。例えば「全身しっかりのコースが続く日は1日だけ」「翌日は短めのコース中心」など、負荷を調整する意識が大切です。指名が増えるほどコースが固まりやすいので、早めに店側へ希望を共有しておくと調整しやすくなります。
▼50代セラピストCさんの“無理しない”1週間例
月:休み(家事+ストレッチ)
火:12時~18時(短め2本まで)
水:休み(睡眠を優先)
木:13時~19時(しっかり施術の日)
金:休み(通院や買い物をここに集約)
土:12時~17時(早め上がり)
日:休み(翌週に備える)
ポイントは「休みを散らす」「予定を詰めない」「上がり時間を決める」です。
休み方:休む日は“何もしない”より「回復の質」を上げる
休みの日に家事や用事を詰め込みすぎると、結局回復できません。とはいえ現実的に“完全オフ”が難しい方も多いですよね。だからこそ、回復の質を上げる小さな習慣を持っておくのが効果的です。
回復を早めるルーティンを決めておく
おすすめは、①温める ②ゆるく動かす ③早めに寝る の3つ。全部やらなくても、「今日は温めだけ」「今日はストレッチだけ」と選べるようにしておくと、気持ちの負担が減ります。湯船が難しい日は足湯やホットタオルでもOK。体が温まると、眠りの質も上がりやすくなります。
休むことに罪悪感が出る時は“仕事道具のメンテ”と思う
手や腰、肩はセラピストの大切な仕事道具です。休むことはサボりではなく、メンテナンス。そう捉えると、休みやセルフケアの優先順位が上がります。結果的に、お客様への施術も安定し、指名にもつながりやすくなります。
食事・水分:がんばりすぎないメンテナンスで十分
体調の波がある時期は、ストイックな食事管理より、続けられる「ベース作り」が大切です。忙しい日でも、ゼロか百かにならない工夫をしていきましょう。
まずは「タンパク質+温かい汁物」を足す
食事を完璧にしようとすると続きません。おすすめは、主食はいつも通りでも、タンパク質(卵・豆腐・魚・肉)と温かい汁物を“足す”こと。温かいものが入るだけで冷え対策にもなり、胃腸が落ち着きやすくなります。甘いものに偏りがちな日は、間食をナッツやヨーグルトに置き換えるだけでも十分です。
水分は「一気に」ではなく「こまめに」
施術中は意外と汗をかきますが、忙しいと水分を後回しにしがちです。冷たい飲み物を一気に飲むより、常温~温かめを少しずつが体にやさしいことも。のどが渇く前に一口、を意識すると、だるさや頭痛の予防にもつながります。
冷え対策:施術前後の“温めルーティン”で差がつく
手足の冷えは、施術の感覚にも影響します。特に手が冷たいと、お客様も自分も力が入りにくくなりがち。大がかりな対策より、ルーティン化できる小技を持っておくのが続きます。
▼出勤前・合間にできる冷え対策
- 首、手首、足首を温める(「3つの首」)
- カイロは腰より“仙骨まわり”に当ててみる
- 合間に足指を動かす/ふくらはぎを軽くさする
- 手が冷える日は、手洗い後すぐ保湿して薄い膜を作る
- 退勤後は冷たい風を避けて、できれば湯船か足湯へ
「少し温める」を重ねるだけで、翌日の疲れ方が変わります。
睡眠不足:眠れない夜があっても崩れない工夫
眠りが浅いと、施術中の集中力や気力にも影響します。ただ、睡眠は「頑張れば寝られる」ものではありません。眠れない日があっても崩れないように、対策の選択肢を増やしておきましょう。
“寝る前30分”だけ、脳を休める
スマホを長く見ていると、眠気が来にくくなることがあります。とはいえ完全にやめるのは難しいので、寝る前30分だけ「照明を落とす」「画面を見ない時間を作る」など、できる範囲でOK。温かい飲み物、軽いストレッチ、深呼吸だけでも十分です。眠れない日は、横になって目を閉じるだけでも回復の助けになります。
つらい日は「出勤を軽くする」判断を持っておく
睡眠不足の翌日に無理をすると、体調の波が大きくなります。そんな日は、出勤時間を短くする・予約を詰めない・休憩を増やすなど、“働きながら守る”判断が大切です。店に相談しにくい時ほど、事前に「体調の波があるので調整したい」と伝えておくと、いざという時に動きやすくなります。
まとめ
50代の体調の波は、特別なことではありません。大切なのは「波がある前提」で、シフト・休み・食事・冷え対策を続けられる形にしていくことです。連勤を避けて回復のリズムを作り、休みの日は回復の質を上げる。食事は足し算で整え、水分はこまめに。冷えは温めルーティンで小さく対策し、眠れない日があっても翌日に崩れない工夫を持つ。こうした積み重ねが、長く心地よく働ける土台になります。
もし不調が強い、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、我慢せず医療機関に相談することも選択肢の一つです。あなたが安心して働けることが、結果的にお客様の満足にもつながります。無理をせず、あなたのペースで整えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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